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【原神】スマホ版の画質設定や必要なスペックについて解説・検証する

原神(スマホ版)の画質設定についてざっくり解説し、ついでに動作に必要なスペックや実機でどのくらいフレームレートが出るのか検証します。

設定・オプション

画質などの描画に関わる設定は、非常食パイモンのアイコンからメニューを開き、オプション項目の”画面”にてグラフィックのプリセットを選択できます。加えて各項目を目的に合わせて調整が可能です。

※プラットフォーム(PC・PS5・iOS/Android)ごとに、一部のグラフィック設定は異なります

Ver.4.8更新後から非常食パイモンを経由する以外に起動画面にも同様の機能が追加され、テイワットに入る前に設定変更が可能になりました。

グラフィックス

  • 最高
  • 最低
プリセット項目と内容
最低カスタム項目がほぼ全て最低 or 低、ブラーOFF
SFX品質/ブラーのみ低、他は中品質
視覚効果/シーン細部/ブラーは高、他は中品質
シャドウ/視覚効果は中、他は高品質
最高レンダリング精度/シーン細部は最高
シャドウ/SFX品質/ブラーは高、視覚効果のみ中品質
(プリセット最高を選択しても、最高画質+60fps以上にはならない)

全体の画質設定をプリセットごとに変更できます。OSやスペックによって、端末ごとにデフォルトで設定されている画質のプリセットが違います。

一応…プリセットを下げるほど、動作が軽く(スムーズ)になる”らしい”です(低スペックだと下げてもあまり意味は無い)。また、デフォルトで設定されるプリセット次第で、一括で高められる値が変わるようで…中設定がデフォのデバイスは、最高を選択しても一部は中のままでした。

Ver.4.6までの判定がお粗末な負荷ゲージは、Ver.4.7更新時に改修されて以前よりはマシになりました。が…今後もゲージを目安にはしなくて良いです。手持ちで確認した限りSnapdragon 8 Gen 2までは中、8 Gen 3で高がデフォルトになっており…相変わらず判定が良く分かりません。

明るさ

  • 明るさ(デフォルト)
  • 明るさ(+16)
  • 明るさ(-16)
設定項目明るさ調整バーにより可変(-16/+16)

Ver.2.6の頃にアップデートで追加されたゲーム内の明るさに関する設定です。明るさ調整バーから任意の輝度に調整し、明暗の差を変更できます。

遺跡や洞窟のような暗い場所では明るく、光が強い場所では暗くしてバランスを取り、デフォルト設定では見にくい部分を改善できます。

互換モード

Ver.4.8で突如として追加された謎の項目です。説明しなくても良い気がしますが、一応は画質設定に関わってるので追加。

互換モードをONにすると画質などに関わる全ての項目が、低(最低)/24fps/OFFなどの所謂”超”最低画質になる…ただそれだけの機能です。

他のゲームタイトルでは、グラフィックAPIの切り替えなどを司る機能だったりしますが…何故、これを実装したのか意味が分からないです。恐らく低スペックデバイスでも動く(互換性を高める?)ように、強制的に最低画質化する意味合いがあるのかもしれませんが…。

カスタム

レンダリング精度

  • 最高
  • 最低
設定項目最低・低・中・高・最高

3Dオブジェクト(プレイアブルキャラや建造物、殆どの3D関係)をレンダリングする際の解像度(Render Resolution)の設定で、フレームレートと同等かそれ以上に重要な項目です。なるべく”中”以上、できれば他の設定を犠牲にしても”最高”を選択したいです。

レンダリング精度の設定を下げるほど、3Dで構成されたオブジェクトの描写が粗くなりますが…その代わり負荷は軽くなります。以前は、Ver.4.0で追加されたチーム加入時の待機モーションなどでも差が生じてましたが、いつの間にか別枠になっていました。

レンダリング精度という項目名とPC版とは違い、レンダリングの倍率が表記されていないせいで重要な部分が見えにくいですが…この設定項目の本質は原神の内部解像度(Super Sampling)で、設定ごとにレンダリングされる内部解像度は、OSやデバイスによって異なります。

原神:レンダリング解像度《原神渲染分辨率》
iOS
デバイス(一例)レンダリング精度(低)レンダリング精度(中)レンダリング精度(高)レンダリング精度(最高)
iPhone X
iPhone 12 mini
iPhone 13 mini
1200×554
(554p)
1462×675
1463×675
(675p)
iPhone 13 Pro(Max)
iPhone 14 Pro(Max)
iPhone 15 Pro(Max)
1274×589
(589p)
1460×675
(675p)
1601×740
(740p)
900p(仮)
Pad mini 61316×864
(864p)
1436×943
(943p)
iPad Pro
(M2/11インチ)
2292×1600
(1600p)
iPad Pro
(M4/13インチ)
2290×1718
(1718p)
Android
vivo X100(s)
iQOO Z9 Turbo
Find X7 Ultra
1600×720等
(720p)
1800×810等
(810p)
Xiaomi 14(Ultra)
vivo X100 Ultra
Neo9S Pro
1067×480等
(480p)
1262×568等
(568p)
1600×720等
(720p)
1920×864等
(864p)
Legion Tab Y700
(2023)
1382×864
(864p)
1728×1080
(1080p)
OnePlus Pad Pro2100×1484
(1484p)
vivo X Fold3内側:1620×1440
外側:1690×720
(参考元:GeekerwanサンWHYLABサン)

Ver.4.6までモバイル版はレンダリング精度”高”、iPhone(740p)・Android(720p)前後が解像度の基本上限でしたが、Ver.4.7では”最高”が追加されて解像度の上限が増加しています。

具体的には、Androidだとアプリ側の実行解像度と同じ1920×864(ネイティブ/レンダリング倍率1.0相当)と、1800×810で実行するグループに分かれているようで、中華圏の864/810p表記どちらも正しいです(一部例外アリ)。タブレットでは1080p以上で実行しています。

iOS(iPhone)については詳細不明ながら、900p以上(锯齿数26)でレンダリングされているそうです。iPad系は高の時点でAndroid/iPhoneのレンダリング解像度を大きく超えています。

  • 1080P(Y700 2023)
  • 864P(Neo9S Pro)
  • 720P(Neo9S Pro)

基本的にはデバイスごとのレンダリング解像度で遊ぶしかないのですが、Androidでは一部のデバイスで原神(アプリ)側の解像度以上で、レンダリング・実行することが可能です。(ちょっと長くなるので↓のブロック内に記載してます)

  • レンダリング解像度自体の変更
  • 外部プロセッサーでのアップスケーリング

XiaomiやOPPO系(OnePlus/realme)など、一部の端末で可能な方法です。(あくまで一例)

ゲーム系のツール等に原神を登録したうえで、高品質やUHD graphicsをONにすることで通常のレンダリング解像度以上で動作します。Xiaomi 14 Ultra(14系列)では1220p、realme GT Neo6(SE)辺りのミドルレンジでも1260pの1.5K相当に対応しています。

【realme GT Neo6 SEでの720p→ネイティブ1260p化:左720p/右1260p】

尚、root化したAndroid 13までの端末であれば、GLToolsを用いて似たようにレンダリングする解像度の倍率を弄って、強制的に4K解像度などに引き上げることが可能でしたが、Android 14以降だと動作が不安定化・そもそも起動しないので、実質封印状態になっています。

一部のAndroid端末には、Pixelworks X7などの外部プロセッサー(グラフィック処理チップ)が搭載されており、720pなどでレンダリングしたものを外部プロセッサーでアップスケーリングして、疑似的に原神を高解像化することが可能です。

中国メーカーのOnePlus/realme・vivo(iQOO)・Xiaomi(Redmi)の端末に搭載されていることが多く、全体で見ると搭載機はまだまだ少ない印象です。

OnePlus 12/iQOO Neo9S Pro/Redmi K60 Ultraで、今のところ対応しているメーカーほぼ全てのアップスケーリングを試した限り、最大1.5Kとは言いつつ…シャープネス感が増した程度で、正直…ネイティブ864Pの方が綺麗なので”疑似的な高解像化”でしかない印象です。

もしアップスケーリングで1.5K原神対応!というのを、凄そうに記載している情報があってもまだまだ発展途上の分野なので、ぶっちゃけそんなに期待しなくて良いです。一応、試した限り独自アルゴリズムなiQOOが、3つの中だとマシと言えるレベルでした。

余談として、幾つかの方法を用いてレンダリング解像度を”簡易的に”確認することは可能です。自分が利用している端末のレンダリング解像度を確認したい場合に、試してみると良いかもしれません。

  • CR²FS(仮)
  • 个锯齿(鋸歯数)
  • カメラ機能方式(仮)

私(hiro)がりとらいん内で、Android端末のレンダリング解像度を簡易的に確認するために、中華圏の个锯齿を参考に作成した方法です。

ファルザン先輩とレンダリング解像度を確認するので、CR²FS(Check the Rendering Resolution with Farzan Senpai)と勝手に呼んでいますが、やっていることは个锯齿の確認と同じでオブジェクトに生じるジャギーの確認です。

(Redmi 12 5Gレビュー時に作成したもので720p前提のため、若干古い)

画面設定内のアンチエイリアスをOFFにし、確認したいレンダリング解像度(精度)に変更後、壁のある適当な場所に移動します。

CR²FSは个锯齿のように場所を璃月港に固定せず、撮影後も確認しやすいことを目的にしており、壁さえあれば何処でも確認できますが…キングデシェレトの霊廟頂上、淵下宮やメロピデ要塞などを個人的にはお勧めしておきます。

プレイアブルキャラを「ファルザン先輩」に変更、壁を背にして、原神のカメラ(撮影機能)を起動し、カメラに対してファルザン先輩を最大ズーム。

最大ズーム状態でファルザン先輩を撮影して写真を保存し、画像表示ソフト・アプリで右側の髪飾り部分を1000%程度に拡大して、アンチエイリアスOFF状態で生じるジャギーの段数を数えます。

書き直しついでに、PC・Android版でなるべく解像度を近づけてCR²FSの段数と差分を確認したところ、Android版(主にスマホ)で実行される720pと864pはPC版と段数は同じでした。

1080p・568/576pも大きな乖離は無く、ある程度は各プラットフォームの解像度確認に使えるかもしれません。(CR²FSはあくまで个锯齿の簡易版)

PC・Android版で確認した、CR²FSの段数と差分

中華圏で使われているレンダリング解像度の確認方法です。ジャギーのギザギザがノコギリのように見え、それらを数えるので个锯齿。

アンチエイリアスOFF状態で璃月港に移動し、テイワット内の時間を昼/夜に変更。

ワープしたままの状態で、プレイアブルキャラを非表示にしてカメラ機能から写真を撮影。木箱などのジャギーを確認する場合は昼、屋根部分に生じるジャギーを確認する場合は夜に行うらしいです。

璃月港での屋根部分の場合720p(84个锯齿)、640p(75个锯齿)だと言われており、木箱の場合は900p(26个锯齿)、864p(24个锯齿)、810p(21个锯齿)、720p(17个锯齿)だと言われています。

个锯齿でレンダリング解像度を確認する場合、木箱の方式を使うのが簡単かつ再現しやすいと思います。

Ver.4.7以降、Android端末で可能な方法です。ただ、暫定的かつ傾向的にそうだろうという推測でしかないので、CR²FSか个锯齿を推奨。

Ver.4.7のAndroid版 原神のレンダリング解像度は、ほぼアプリ実行解像度と同じ(レンダリング倍率1.0相当)場合が多く、カメラ機能で撮影した原神のスクリーンショットに表示される解像度を、PC版と同じで(≒)レンダリング解像度として扱えます。

iOS等でも同様の方法でレンダリング解像度を確認できなくもないようですが、CR²FSより正確性に欠ける可能性が高い&私の方では未検証なので何とも言えないというところです。

相方にお願いして複数のサンプルを募って貰ったところ、Androidだとレンダリング解像度(一例)に記述したような傾向で、Xiaomi/Galaxy/Pixelなどは大体864p、vivoやOPPO系は810p、タブレットだと1080pなのはカメラ機能方式(仮)でも確認できました。

シャドウ品質

設定項目低・中・高

影の描写設定です。低ではキャラクター周囲にぼんやりした円状の影しか描画されません。

中以上だと召喚物や景観含めて描画されます。中と高の差分は影の滑らかさと濃さで、中だと高に比べて所々ギザギザだったり薄い影になります。

洞窟や屋内外の陰影も影響があり、影の品質次第で印象がかなり変わります。

視覚効果

設定項目低・中・高・最高(iOSのみ)

シャドウ品質とは別枠の影に対する深度などに影響する設定です。白夜状態の淵下宮だと最も効果を確認しやすいです。

低と中ではほぼ差が無く、高では草と草の間や階段、石柱など「物体に対して影が生じるであろう部分」に影が描画されるので、全体的に影が濃くなったような印象になります。遮蔽の濃淡・陰影を強調する効果と考えるのが自然でしょう。

SFX品質

  • 最低
設定項目最低・低・中・高

元素スキル・爆発など…エフェクトの品質設定です。

水・氷元素の攻撃モーションだと差が分かりやすく、元素系のエフェクトやその他一部の発光する武器などのオブジェクトにも影響します。

殆どの場合、中か高設定が見栄え的には良いのですが…フィールドを展開する元素スキル・爆発はSFX品質が高いと、展開する領域の外がエフェクトによって見えにくくなる場合があります。(例:フリーナ/ナヒーダ/万葉の元素爆発)

ちなみに凄く地味ですが…元素爆発が溜まったときの表示状態も、SFX品質で若干変化するみたいです。

フレームレート

設定項目24304560120

1秒間に表示される画像…もとい”フレーム”を何回、表示・切り替えるかの設定です。

24に設定すると1秒間で24フレーム、60では60フレーム表示され数値が増えるほど、映像が滑らかになります。

24/30fpsと45/60fpsではゲームプレイに影響するレベルで快適度が違い、甘雨や神里綾人、リサなど一部キャラクターの元素スキル・爆発のヒット数にも影響します。基本的に45fps以上推奨です。

一部のiOSとAndroid端末ではネイティブな120fpsが開放されている他、レンダリング精度の項目で触れたPixelworks X7などの外部プロセッサーを搭載したAndroid端末は、原神に最適化されたフレーム補間を用いて、疑似的に120fps(40×3)や144fps(48×3)でプレイすることが可能です。

シーン細部

  • 最高
  • 最低
設定項目最低・低・中・高・最高

CGテクスチャの品質設定で、文字通りシーンの細かい部分の描画に影響します。Ver.1.xの頃は何故か総合設定と呼ばれていました。

最低〜中で品質に明確な差がありますが…中以上だと差は大きくないです。最低だと時計の文字盤や夜の街灯が描画・反映されなかったり、マップが奥の方になるほど塗り絵のように潰れたテクスチャになってしまっています。なるべく中以上の方が良いと思います。

シーン細部変更時は再起動後に一部設定が反映されますが、殆どは再起動しなくても反映されます。再起動で影響があるのは、フィールドエネミーなどにも反映するかどうかのようです。

再起動後に描画距離の影響を反映するので、変更直後だと敵の表示は最低でも変更前のままです。

アンチエイリアス

  • TAA
  • None
設定項目None・TAA

境界線のギザギザな部分を滑らかにする設定です。

Noneだとプレイアブルキャラの輪郭やオブジェクトの境界線にギザギザ(ジャギー)が発生しています。レンダリング解像度(精度)が低辺りだと効果を実感しやすく、高設定以上だと3Dの描画が細かくなる(解像度が変わる)ので、拡大しないとあまり差を感じないかもしれません。

モーションブラー

  • 非常に高い
  • OFF
設定項目OFF・低・高・非常に高い

カメラ移動やキャラクターのモーションなどで、ブレる表現処理を行うかどうかの設定です。

30(24)fpsかつ攻撃モーションが高速なキャラや落下攻撃で、OFF or 非常に高い…の両極端でしか差を実感できないです。

実感しにくいわりに余計な負荷の掛かる処理なので、ブレる処理が不要であれば”OFF”、気持ち”低”辺りにしておくのが無難です。

Bloom

  • ON
  • OFF
設定項目OFF・ON

Bloomはグラフィックの明るい部分を滲ませる光源・発光表現の設定です。

OFFにするとアニメ風(手描きに近い)の”トゥーンシェーディングっぽい”質感になり、ONではあからさまに”発光してる感”が出ます。

人群れの密度

設定項目低・高

ゲーム内で登場するNPCの人数などに変更がある設定です。

低設定にすると非ネームド(名無し)のキャラをフィールド上から存在しない状態にします。スメールシティのような重い場所では効果があるかもしれませんが、高から低に下げる理由は特に無いです。

原神翻訳ミス(?)の1つで「人口密度」とかではなく、「人群れの密度」という謎の翻訳になっており、初期の頃からずっと放置されたままです。

マルチプレイ時、チームメイトのSFX

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