今更感は強めですが…Snapdragon 7 Gen 1を採用した格安な折りたたみスマホ、Libero Flipを購入したので簡単にレビューします。
Libero Flip
スペック・仕様
| Libero Flip(A304ZT) | |
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| OS | MyOS 13(Android 13ベース) |
| SoC | Snapdragon 7 Gen 1(Samsung 4nm 4LPX) |
| メモリ | 6GB(LPDDR4X) |
| ストレージ | 128GB(UFS 2.2) |
| ディスプレイ | メイン:6.9インチ OLED (2790×1188/最大120Hz) サブ:1.43インチ OLED(466×466/60Hz) |
| サイズ・重さ | 展開時:170×76×7.3mm/214g 折りたたみ時:88×76×15.5mm |
| バッテリー | 4310mAh(1020+3290) USB PD(PPS)33W対応 |
| カメラ | 50MP(メイン:Samsung ISOCELL JN1 1/2.76型) 2MP(深度用:Smartsens SC202CS 1/5.1型) 16MP(フロント:OmniVision OV16A1Q 1/3.06型) |
| インターフェース | USB Type-C(USB 2.0/480Mbps) nanoSIM+eSIM |
| オーディオ | ステレオスピーカー Hi-Res Audio(44100~192000Hz) コーデック:LDAC/aptX(Adaptive/TWS+/HD)/AAC/SBC |
| 接続規格 | Wi-Fi 6/Bluetooth 5.2/NFC(FeliCa対応) |
| 防水・防塵 | IP42 |
| セキュリティ | 側面指紋認証/顔認証 |
| 備考 | ・Libero Flip≒(努比亚)nubia Flip。Ymobile向け廉価カスタムモデル(8/256→6/128GB) ・スペック参考元:ymobile.jp/ztedevices.com/gsmarena.com |
開封・内容物
読者サンから「フォルダブルスマホのレビューを見てみたい」と要望があり、個人的にもいつかは触ってみようと思っていたため、ミドルレンジ帯のデータを拡充する・Snapdragon 7 Gen 1&折りたたみスマホを触ってみる…の3つを満たせて、安価なのでLibero Flipを購入。
フリマの方が安いですが…個人間取引はやや苦手なので、じゃんぱらのAランク品を9月の初旬に買いました。美品でも大体3万円以下で買えます。(最近見直したら未使用品すら2.5万円切ってますね…カナシイ…カナシイ)

内容物は非常に簡素。初期フィルムは貼り付け済みで「これを剥がすな、他社フィルムを貼るな」と念を押されますが、ソフトフィルムなので簡単に傷付きます。剥がす場合に粘着部分が残りやすく、シール剥がし用の液体等がないと傷ついた際は綺麗に剥がせません。(察して下さい)
大体の折りたたみスマホ共通の問題ですが…折りたたむという構造の都合上、初期フィルムの耐久性が貧弱&剥がれやすく、張り替えれる汎用フィルムの数が少ないうえにメーカー側が剥がすな()と言ってくる辺りがめんどくさいので、フィルム周りのアレコレはマジで嫌いです。
| パッケージ内容 |
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| ・Libero Flip ・画面保護フィルム(貼り付け済み) ・SIMピン ・マニュアル類 |
デザイン・外観
ブルーを選択。水色に近く、他のカラバリも含めて女性ウケしそうな印象。元々は6万円台のミドルレンジ端末なのでチープ感は皆無です。
背面のガラスパネルはOPPO系の端末で見かける、”OPPO Glow”のようなさらさらとした磨りガラスが採用されており、反射や指紋が目立ちにくいため非常に好みです。メーカーロゴや余計な装飾が少なくシンプルなのもGoodポイント。

折りたたみ時は綺麗に隙間なく閉じることが可能で、ヒンジや側面フレームはアルミ製で剛性感があり、外観部分においては安価な折りたたみ端末とはいえLibero(nubia)Flipの完成度は悪くないです。






Libero Flipの重さは約214gでした。折りたたんでサイズ自体はコンパクト化しますが、軽くは(なら)ないです。


記事作成にあたって、いつも通り中華圏の情報や分解動画を参考にしてます。
兄弟にあたる(努比亚)nubia Flipの分解動画が、かなり参考になったのでギークな人はbilibiliで視聴されたし。
OS:比較的使いやすいMyOS
Libero FlipはAndroid 13ベースのMyOSを搭載しています。キャリア向けなので不要なアプリがそこそこあって鬱陶しいです。



コントロールパネル周りは使いやすく、バッググラウンドの制限も緩めでジェスチャー・モーション関係もある程度の機能は備わっており、ざっくりAOSP系のOSよりも使い勝手の良いカスタム、一部の中華系OSほど制限が強くなくて軽め…というのがMyOSへのざっくりした感想。



余計なアプリはいつも通り”ADB App Control”で消し…以下ry。SoftBank系はほぼ消去でOKですが、ZTE系のシステムアプリは残した方が良いです。

対応バンド・VoLTE
Libero Flipの対応バンドは以下の通りです。コストカット感の強い”ほぼ”SoftBank回線専用機です。
| 5G | n3/n28/n77/n78 |
| 4G | FDD-LTE:B1/3/8 |
| TD-LTE:B41/42 |
一応APN設定すれば…SoftBank回線以外を掴めないこともないですが、基本的にSoftBank回線で使うのがベター。
ちなみにZTE製とはいえキャリア向けモデルなのが原因なのか、起動中にSIMカードを入れ替えようとすると再起動する古臭い仕様です。


ディスプレイ:メインは値段以上に綺麗、サブはオマケ
Libero Flipは6.9インチ・2790×1188、60/90/120Hz駆動に対応したOLEDのメインディスプレイと、1.43インチ・466×466のサブディスプレイを搭載しています。
メイン側の明るさや発色は元々の6万円だったとしても中々良く、POCO F6 Pro(C8)辺りにも大きくは劣らない綺麗なディスプレイに感じます。
改定価格やMNP(9800円)の場合は破格と言っても良い品質で、太刀打ちできる存在は一括で5万円以下のミドルレンジだと、Redmi Note 13 ProやReno 11A辺りくらいかもしれません。元々6万円のミドル機なので必然的に装備も悪くないが故の単純な結果です。

メインディスプレイは60/90/120Hzのリフレッシュレートに対応していますが、制御が不安定なのか…検証中に90Hz以上でも60Hzのような残像感を感じる挙動になる場面が多々あり、リフレッシュレートロックをONにしても再起動しないと微妙な感じでした。


WidevineセキュリティレベルはL1に対応。動画ストリーミングサービスで高画質な再生が可能です。

サブディスプレイは壁紙や常時表示(OFF時のスタイル)の変更が可能で、タイマーやカメラ、メディアコントロールといったスマートウォッチに近い使用感で、ぶっちゃけ”折りたたみ端末を名乗るためのオマケ”といった感じです。
なんとなくですが…縦長のXperiaを折りたためるようにして、外側にスマートウォッチもどきを合体させたような印象。



メディアコントロールは外部アプリ(YouTubeやInnerTuneなど)のコントロールも可能。音楽プレーヤーとしてそこそこ良いです。


常時表示(OFF時のスタイル)で表示する内容のカスタマイズも可能です。(恩人様にロシア語で思いをしたためてみたり…)


ちなみにメインディスプレイはダイヤモンドピクセル配列、サブディスプレイはShift BRBG配列でした。




Shift BRBG配列の有機ELは、Rakuten Hand 5GとかGalaxy Tab辺りが採用。
最近だとあんまり見かけないので、ほんのちょっぴり新鮮というかなんというか…()
充電:USB PD(PPS)33W対応…らしいが?
Libero FlipはUSB PD(PPS)とPD互換のQuick Charge 4+で、最大33Wの充電に対応している(らしい)です。
65WまでのPD(PPS)もサポートしている「一加 SUPERVOOC 100W 双口超级闪充充电器」で、Libero Flipを充電してみると確かに30Wだったり写真のように約24Wが出力されるとき”も”ありました。

ただし、いつも通りのバッテリー残量5%状態から95%までの充電経過だと15~18W程度しか出ませんでした。
| POWER-Z KM003C+Mtoolsでの簡易計測(バッテリー5%→95%) | |
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| 所要時間:54分38秒 | 最大電圧:約9V |
| 最大電流:約2A | |
| 最大出力:約17W | |
100W対応の「vivo_V12060L0A0-CN」に変えたり、Libero Flipと充電器に風を当てて冷却した場合でも20Wのときもあれば、上記した30W近い出力になることもあり、イマイチ20W以上になる挙動がよくわからないです。
安定して供給される出力は大体18W程度と見た方が良さそうです。現代水準だと容量の小さい4310mAh(1020セル+3290セル)なので、Pixelのように充電に1時間半も掛かるわけではないし、33WのPD PPSはどれも今のところ信用がないので「こんなものかな」程度の感想です。
バッテリーや充電速度関係はOPPOや小米魔改PDとはいえ、Xiaomiなどの方が流石にミドル以下だと一枚上手ですね…。


オーディオ
Libero FlipはZTE系の端末で採用されることの多い、DTS:X Ultraに対応しています。
ちなみにスピーカーの音質は6万円の端末だと思うとやや微妙、3万円以下の端末としては上々といった感じです。ステレオ設定をワイド/インフロントからトラディショナルに変更しないと音の広がりが微妙で、トラディショナルだとサラウンド感のあるマトモな音になります。



いつも通り「Neutron Music Player」とUSB Type-C to 3.5mm変換アダプター(アナログ式)を使って、再生可能な周波数などを確認。デフォルト設定では48000Hz(16bit)固定でした。
ドライバー設定からHi-Res系の出力を許可すると44100~192000Hzまで出力可能になり、ネイティブ192KHz(24bit)のFLAC音源再生時もノイズや出力低下は発生せず、しっかり再生できていました。Snapdragon採用機で標準的な挙動です。
| Libero Flip:Hi-Res Audio&アナログ出力テスト | ||
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| 再生可能周波数 | Speaker:44100~192000Hz Line-out:44100~192000Hz |
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| アナログ出力 | 可能(DAC非搭載の変換アダプターもOK) | |
ただし、Hi-Res出力が可能になるのはDTS:X Ultraを無効化した場合のみです。DTS:X Ultraが有効だとドライバー設定にHi-Res出力の項目が表示されず、48000Hz(16bit)に固定されます。



Snapdragon 7 Gen 1の概要(スペック・仕様)
Snapdragon 7s Gen 2で軽く触れたのと、7 Gen 1は2022年のSoCで今更詳しく解説するほどの存在じゃないので…今回は表だけです。
(といっても完全リサイクルの使いまわしだと面白みの欠片もないので、増強版ことSnapdragon 7 Gen 1 AEを入れて比較)
| SoCスペック・比較/構成解説表(あくまで仮) | |||
| SoC | Snapdragon 7s Gen 2 (実質SD6Gen1のOC版) |
Snapdragon 7 Gen 1 (通常版) |
Snapdragon 7 Gen 1 (Accelerated Edition) |
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| プロセス ノード |
Samsung 4nm(4LPX) | ||
| CPU | 8C8T(4P+4E構成) | 8C8T(1P+3P+4E構成) | |
| A78(2.4GHz)×4 A55(1.95GHz)×4 |
A710(2.4GHz)×1 A710(2.36GHz)×3 A510(1.8GHz)×4 |
A710(2.52GHz)×1 A710(2.36GHz)×3 A510(1.8GHz)×4 |
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| L3 キャッシュ |
?MB(SLC:?) | ||
| GPU | Adreno 710(940MHz) ※SD6Gen1は676MHz |
Adreno 644(443MHz) ※SD865(Adreno 650)の低クロック版(コアは同じ) |
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| NPU/DSP | Hexagon | Hexagon(7th Gen) | |
| ISP | Spectra ISP (Triple 12bit) |
Spectra ISP (Triple 14bit) |
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| メモリ | LPDDR5(3200MHz) LPDDR4X(2133MHz) |
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| ストレージ | UFS 4.0/3.1 | UFS 3.1 | |
| 通信モデム | Snapdragon X62 5G | Snapdragon X62 5G | |
| 接続規格 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.2 |
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| 内部コード | SM7435-AB | SM7450-0-AB | SM7450-1-AB |
| コードネーム | ? | Fillmore(フィルモア) | |
| 採用端末例 | Redmi Note 13 Pro 5G realme 12 Pro+ 5G arrows We2 Plus |
OPPO Reno8 Pro motorola razr 40 Libero Flip |
HONOR 90 |
ベンチマークテスト
ミドルハイ・ハイエンド向けのベンチマーク内容とは別で、Snapdragon 8 Gen 1以下のローエンド~ミドルレンジ帯は軽量的な”lite版”のレギュレーションでテストします。(ミドルハイ以上向けVer.1.2と同様、lite版も少し調整して1.1化)
| りとらいん:ベンチマークレギュレーション Ver.1.1(lite) | |
| CPU性能 | Geekbench 6 CPU電力効率曲線 |
| GPU性能 | 3DMark Wild Life Extreme GPU電力効率曲線 |
| ストレージ メモリ性能 |
CPDT Benchmark |
| ゲーム性能 | 原神/スメールシティ 夜蘭C1ランニングテスト(15分間) |
| 崩壊:スターレイル/仙舟「羅浮」 星槎海中枢ランニングテスト(15分間) |
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| この記事での比較端末と構成のデータ | |
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【Libero Flip≒(nubia Flip)】 ・OS:Android 13(MyOS:1.4.1_U) ・SoC:Snapdragon 7 Gen 1 ・メモリ:6GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(UFS 2.2) ・動作:モード指定無し |
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【POCO F4 GT(≒Redmi K50G)】 ・OS:Android 14(Xiaomi HyperOS:1.0.1.0.ULJMIXM) ・SoC:Snapdragon 8 Gen 1 ・メモリ:8GB(LPDDR5) ・ストレージ:128GB(UFS 3.1) ・動作:パフォーマンスモード(HyperOS) |
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【Xiaomi Mi 11i(≒Redmi K40 Pro+)】 ・OS:Android 13(crDroid 9.10:TQ3A230901.001) ・SoC:Snapdragon 888 ・メモリ:8GB(LPDDR5) ・ストレージ:128GB(UFS 3.1) ・動作:パフォーマンス優先(crDroid) |
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【POCO F3(≒Redmi K40)】 ・OS:Android 13(Pixel Experience:TQ3A.230705.001.B4) ・SoC:Snapdragon 870 ・メモリ:6GB(LPDDR5) ・ストレージ:128GB(UFS 3.1) ・動作:モード指定無し |
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【Redmi Note 12 Turbo(≒POCO F5)】 ・OS:Android 14(Xiaomi HyperOS:1.0.2.0.UMRMIXM) ・SoC:Snapdragon 7+ Gen 2 ・メモリ:8GB(LPDDR5X) ・ストレージ:256GB(UFS 3.1) ・動作:パフォーマンスモード(HyperOS) |
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【Redmi Note 13 Pro 5G】 ・OS:Android 14(Xiaomi HyperOS:1.0.2.0.UNRJPKD) ・SoC:Snapdragon 7s Gen 2 ・メモリ:8GB(LPDDR4X) ・ストレージ:256GB(UFS 2.2) ・動作:パフォーマンスモード(HyperOS) |
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【OPPO Reno7 A】 ・OS:Android 12(ColorOS 12:A201OP_11_C.27) ・SoC:Snapdragon 695 ・メモリ:6GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(UFS 2.2) ・動作:高パフォーマンスモード (ColorOS) |
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【Redmi 12 5G】 ・OS:Android 14(MIUI 14:14.0.5.0 TMWJPKD) ・SoC:Snapdragon 4 Gen 2 ・メモリ:4GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(UFS 2.2) ・動作:モード指定無し |
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【OPPO A79 5G】 ・OS:Android 14(ColorOS 14:A303OP_14.0.0.820 EX01) ・SoC:Dimensity 700・6020 ・メモリ:4GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(UFS 2.2) ・動作:高パフォーマンスモード (ColorOS) |
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【iPlay 50 mini Pro NFE】 ・OS:Android 13(EN_20240520) ・SoC:Helio G99 ・メモリ:8GB(LPDDR4X) ・ストレージ:256GB(UFS 2.2) ・動作:モード指定無し |
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【moto g24】 ・OS:Android 14(UTA34.82-51) ・SoC:Helio G85 ・メモリ:8GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(eMMC 5.1) ・動作:モード指定無し |
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【Google Pixel 9】 ・OS:Android 15(tokay_beta-ota-ap31.240617.015-89ba45d1) ・SoC:Tensor G4 ・メモリ:12GB(LPDDR5X) ・ストレージ:128GB(UFS 3.1) ・動作:モード指定無し |
| 備考 | ・リフレッシュレート:各端末での最大値 ・ディスプレイ輝度:各端末での50%固定 ・通信環境:Wi-Fi 5(5GHz接続)&機内モード |
消費電力や温度、フレームレートなどの測定には従来に引き続き、Scene 7(TOOLBOX-SCENE)のadb/rootモードを利用。
Geekbench
| Geekbench 6 | |
| 【Snapdragon 7 Gen 1】 Cortex-A710(2.4GHz)×1 Cortex-A710(2.36GHz)×3 Cortex-A510(1.8GHz)×6 |
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| シングルコアスコア:1039 マルチコアスコア:2879 最大消費電力:8.14W |
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CPU性能を計測するGeekbench 6の結果です。Libero Flipを含めてGeekbench 6のスコアを比較したグラフは以下の通り。
Snapdragon 7 Gen 1≒7s Gen 2(778G/782G/855)なので、CPU性能はシングル・マルチどちらも殆ど同じです。

いつも通り、最大スコア÷5/×4/+各SoC最小周波数の計5点でマルチスコアと消費電力を測定し、簡単な電力効率の曲線を作成して各CPUのワットパフォーマンスを確認したグラフが以下の通り。(root化していない端末はピーク時のみ)
縦軸がスコア・横軸が消費電力で、基本的に電力効率曲線は測定点・曲線(カーブ)が左上になるほど良く、右下になるほど悪いです。

Snapdragon 7s Gen 2が約7Wで2891に対し、7 Gen 1が約8Wで2879なのは誤差とも言えそうなのですが…実のところ7s Gen 2の方がマシになりそうな理由は一応あって、7s Gen 2が採用したCortex-A78と7 Gen 1が採用したA710ではA78の方が電力効率は優れています。
私が敬愛しているGeekerwanサン曰く、Samsung・TSMC製を問わずA710はA78にボコられる傾向らしく、同じSamsung 4LPX製造でもSnapdragon 7s Gen 2の方が若干マシな電力効率になる可能性があります。7 Gen 1の効率は855(TSMC N7)並の水準です。


3DMark
| 3DMark Wild Life Extreme | |
| 【Snapdragon 7 Gen 1】 Adreno 644(443MHz) |
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| Overall score:826 最大消費電力:4.1W |
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GPU性能を計測する3DMark Wild Life Extremeで、Snapdragon 7 Gen 1(Libero Flip)はスコア826でした。
Wild Life Extremeのスコアを比較したグラフは以下の通り。GPUだとAdreno 710より644の方が僅かに高い性能のようです。

いつも通りGPU周波数/スコアごとでの消費電力を測定し、簡単な電力効率の曲線を作成して各GPUのワットパフォーマンスを確認したグラフが以下の通り。Adreno 710/644どちらも4W前後でスコア800前後なので効率はほぼ同じくらいです。
同じ消費電力での仕事量はSnapdragon 888にすら少し劣りますが、”下には下がいる”のでこれでもまだマシな方です。

CPDT Benchmark
CPDT Benchmarkでストレージ・メモリ性能をテスト。テストのファイルサイズは1GB、BufferingやCacheはOFFの標準設定です。
| CPDT Benchmark | |
| 【シーケンシャル性能】 書き込み:308.47MB/s 読み込み:819.61MB/s |
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| 【ランダム性能】 書き込み:29.18MB/s 読み込み:21.30MB/s |
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| 【メモリコピー性能】 5.38GB/s |
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Libero Flipのストレージ・メモリコピー速度は、規格相応の可もなく不可もない性能なのでノーコメントです。



ゲーム性能
原神(Genshin Impact)
Snapdragon 855・メモリ6GBクラスに推奨スペックが引き上げられた「原神(Genshin Impact)」での性能をテスト。
現在だと原神は中量級程度の負荷なタイトルです。オープンワールドタイトル相応にCPU性能が動作に影響します。
| スメールシティ/夜蘭C1ランニングテスト(15分間) | |
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| フレームレートや消費電力などの計測結果 | |
| 平均:32.2fps 最低(下位1%):21fps |
平均消費電力:4.8W 最大バッテリー温度:46℃ |
スメールシティ/夜蘭C1ランニングテスト(15分間)でのフレームレートは平均32.2fps、最低(下位1%)で21fpsでした。
Snapdragon 7s Gen 2に近い結果で695やHelio G99よりは一段上、流石にTensor G4(Pixel 9)やSnapdragon 870には劣ります。

折りたたみ端末なのでスロットリング制御はキツめ…と思いきや、ZTE系の端末は昔から相対的にやや緩めの傾向で、Libero Flipも例に漏れず良くも悪くもキツい印象ではないです。


最大で8Wくらい消費する、Samsung製のSnapdragon 7 Gen 1をVC冷却無し&放熱で不利な折りたたみ構造のスマホで緩めにしたので、消費電力は7s Gen 2より多いうえにバッテリー温度は最大46℃まで上昇しました。計測後は筐体の上半分だけホカホカに。

崩壊:スターレイル(Honkai:Star Rail)
Snapdragon 855/Dimensity 1000・メモリ6GBクラスが、(一応)推奨スペックな「崩壊:スターレイル(Honkai:Star Rail)」での性能をテスト。
ミドル向けlite版のテスト内容では仙舟「羅浮」に出戻り、星槎海中枢をグラフィック(中)+60fps設定で一定のルートを15分間歩き回りフレームレートを計測。Snapdragon 870以下の存在をピノコニーでテストする意味は無いので…。
| 仙舟「羅浮」・星槎海中枢/ランニングテスト(15分間) | |
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| フレームレートや消費電力などの計測結果 | |
| 平均:42.6fps 最低(下位1%):34fps |
平均消費電力:4.85W 最大バッテリー温度:46℃ |
仙舟「羅浮」・星槎海中枢/ランニングテスト(15分間)でのフレームレートは平均42.6fps、最低(下位1%)で34fpsでした。
CPU性能がボトルネックになりやすい原神だと、クロックやA78・A710の関係でSnapdragon 7s Gen 2に少し劣っていましたが、GPU重視のスターレイルだとGPU側が若干強い7 Gen 1の方が上です。腐ってもSD865(Adreno 650)の低クロック版GPUなだけはあります。

スターレイルの方でも、良くも悪くもやや緩めな傾向なので45℃前後に到達するまではCPU側の制限は大きく掛からず、46℃以降で一定の値に抑えられている印象です。3分で制限の掛かるTensor G4に近い平均値になるのはこの辺が理由です。


その代わり消費電力は5W近いですし、バッテリー温度は46℃とホカホカなので一長一短です。(SD888程の爆熱ではない)

あとがき

折りたたみ端末を触るのはLibero Flipが初めてですが「価格を抑えたサブディスプレイはおまけな感じの縦折りタイプはこんな感じなのねー」くらいの感想しかないです。コンセプト的に仕方ないんですけど「安い折りたたみ端末」ただそれだけで、他にこれといった特徴がなく。
悪くもないけど特別、縦折りできるメリットをほぼ感じないのでFlip系は今回だけで良いかなって感じです。折りたためるけどFlip系はなんちゃって折りたたみというか、マルチタスク向きなFold系ならまだしも…(フィルム周りが)面倒くさくて、単に開く手間の増えただけで電池持t…ry。
まぁ…パカパカできるギミックはオマケとして、Libero Flip自体は元がそこそこのミドルレンジなので、未使用や中古3万円以下・MNP9800円で手に入るスマホとしてはお値段以上の端末ではあるかな…といった印象。(対応バンドに目を瞑れば)
試しにパカパカしてみたいとか、普段使いがそれなりに快適なSnapdragon 7 Gen 1(7s Gen 2/D7300相当)を安く欲しいならアリです。

縦折り含め、折りたたみ端末を試したかったのも事実で、縦折りは自分に合ってないと確認できた&7 Gen 1を試せたので、Libero Flipを記事ネタ用に買ったのは悪くなかったです。
対応バンドが終わってなくて、microSDに対応してたら音源再生とかサブ的な用途で残したかもしれません。



























