8インチAndroidタブレットで人気なiPlay 50 mini Pro(NFE)を代理購入、設定とかするついでに1日試用して、低価格帯で人気なSoC”Helio G99”のデータ測定をしたので、簡単にiPlay 50 mini Pro(NFE)をレビューします。
ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro NFE
スペック・仕様
ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro NFE | |
OS | Android 13 |
SoC | Helio G99(TSMC N6) |
メモリ | 8GB(LPDDR4X) |
ストレージ | 256GB(UFS 2.2) |
ディスプレイ | 8.4インチ LCD (1920×1200/60Hz) |
サイズ | 202.7×126×7.5mm |
重さ | 306g |
バッテリー | 5000mAh USB PD18W対応 |
カメラ | 13MP(メイン:-) 5MP(フロント:-) |
インターフェース | USB Type-C(USB 2.0/480Mbps) nanoSIM microSDカードスロット(512GB) |
オーディオ | モノラルスピーカー 3.5mmステレオミニジャック コーデック:LDAC/AAC/SBC |
接続規格 | Wi-Fi 5 Bluetooth 5.2 |
防水・防塵 | – |
セキュリティ | – |
備考 | NFE版≒iPlay 50 mini ProのWidevine L1対応版 |
開封・内容物
2020/7月頃に母親用で購入したMediaPad M5 lite(Kirin 710・3/32GB)から「新しいのに変えたい」と唐突に言われ、予算3万円以内で用意してくれと頼まれたので、それなりのビルドクオリティかつ安価でブートローダーアンロックも可能なALLDOCUBEを選択。
用途的にKirin 710で性能は十分なんですが…Android 9止まりで、広告ブロック+ブラウザ経由でYouTubeを試聴、寝ている間に充電(100%以降も起きるまで繋ぎっぱなし)する「アッ…」と言いたくなる使い方をする人なので、折角変えるならこっちで調教(root)できて、Helio G99なら持て余すくらいの性能なので、(クーポン込)2万円なら十二分だろうと思えたのでiPlay 50 mini Pro(NFE)を選定。
箱や内容物は至って普通。iPlay 20P辺りの方が箱は凝っていた気がします。
搬送保護用の初期フィルムが貼ってありますが、品質は既に散々言われている通り傷つきやすいうえ、直ぐ剥がれるのでかなり微妙でした。
ALLDOCUBE端末の初期フィルムは実使用向けではないので、PDA工房やミヤビックスのPETフィルムを別で用意した方が良いです。
デザイン・外観
2万円台前半の安価なタブレットながら、金属筐体(恐らくアルミ合金?)でプラ製のチープ感は無く、iPad mini 6っぽい主張の少ないデザインで無難に良いと思います。悪くないデザインなのに貼ってある記載シールが邪魔です。
重さは310g前後です。
OS:微妙なAndroid 13
iPlay 50 mini Pro(NFE)は、AOSPに近いカスタム要素の少ないAndroid 13を搭載。Google系のアプリ郡以外はブロートウェアもほぼ無い点は良いです。
中途半端なところには手を加えられており、ほぼ意味のない最大8GB分の仮想メモリやAOSPの系譜には不要なバックグラウンド制限機能はあるのに、Android 12以降不評でしかない、コントロールパネルのインターネットタイルはそのままです。
後継のiPlay 60 mini Proだと独自要素を強めたカスタムAndroidに移行したらしいので、iPlay 50系も使いにくいAndroid 13から更新されるか、GSIカスタムROMを焼くとかゴニョゴニョした方が使い勝手は良くなります。
ディスプレイ:可もなく不可もなく
iPlay 50 mini Pro(NFE)は8.4インチ・1920×1200pxのIPS液晶を採用しています。リフレッシュレートは60Hz、NFEの通りWidevine L1対応です。
正面から輝度50%で見た際は、5万円前後のLegion Y700(2023)と比べても大きく劣るような品質ではなく、2万円台にしては発色や輝度も頑張っている方だと思います。(…初期フィルムを剥がすか、透過率の高いPETフィルムを貼る前提ですが)
IPSパネルにしては視野角が狭い印象です。とはいえ斜めから見るケースは少ないうえ、moto g24のような低品質過ぎる液晶ディスプレイでは無かったので、概ねiPlay 50 mini Pro(NFE)のディスプレイはがっかりするような品質では無かったです。
充電:USB PD18W対応
iPlay 50 mini Pro(NFE)は公式サイトを見る限り、USB PD18Wに対応しています。
が…付属の充電器は10W(5V2A)でBC 1.2にしか対応していない付けるだけ無駄な物です。ケーブル含めてタダでは無いと思うので、本体スペックを満たさない充電器は付けずに徹底的にコストカットして欲しいと思います。
100WのUSB PDに対応する”V12060L0A0-CN”でiPlay 50 mini Pro(NFE)を充電してみると、KM003C読みで15W前後のPDが出力されていました。
付属の充電器だと足手まといなので…1000円前後のPD充電器を別で用意した方が良さそうです。
オーディオ
iPlay 50 mini Pro(NFE)は特にこれと言ったオーディオ関連の機能は無いです。低品質なモノラルスピーカーに対して、ボリュームブースターやハイファイモード機能は有って無いようなものです。
いつも通りNeutron Music Playerを使って、再生可能な周波数などを確認。
Snapdragonと違い、MediaTek系のSoCは再生可能な周波数が固定されておらず、44100~192000Hzまで任意変更が可能でネイティブ192KHz(24bit)のWav音源再生時も、ノイズや出力低下は発生せずしっかり再生できていました。
iPlay 50 mini Pro(NFE):Hi-Res Audio&アナログ出力テスト | ||
再生可能周波数 | Speaker:44100~192000Hz Line-out:44100~192000Hz | |
アナログ出力 | 可能(3.5mmステレオミニジャック対応) |
モノラルスピーカーだと基本的に言及しないスタンスですが、酷すぎて言及するレベルでiPlay 50 mini Pro(NFE)の音質は悪いです。
低音は全く出ず、ボーカルはモゴモゴした籠もった音で、これがバランスの悪い片側から出力されるせいで聴こえてくる音は終わってます。スピーカーは拘らない人はトコトン拘らない部分で、ALLDOCUBE的にも明確にスピーカーを削ったみたいなので、外部出力の利用がほぼ前提です。
ベンチマークテスト
ミドルハイ・ハイエンド向けのベンチマーク内容とは別で、Snapdragon 8 Gen 1以下のローエンド~ミドルレンジ帯は軽量的な”lite版”のレギュレーションでテストします。(Redmi 12 5G辺りの記事内容をベースに、軽くリフレッシュしたもの)
りとらいん:ベンチマークレギュレーション Ver.1.0(lite) | |
ベンチマークテスト | |
CPU性能 | Geekbench 6(リネーム版) 電力効率曲線 |
GPU性能 | 3DMark Wild Life Extreme(リネーム版) 電力効率曲線 |
ストレージ メモリ性能 | CPDT Benchmark |
簡易AIテスト | RealSR-NCNN-Android |
ゲーム性能 | 原神/スメールシティ 夜蘭C1ランニングテスト/15分間 |
崩壊:スターレイル/仙舟「羅浮」 星槎海中枢ランニングテスト/15分間 | |
この記事での比較端末と構成のデータ | |
【iPlay 50 mini Pro NFE】 ・OS:Android 13(EN_20240520) ・SoC:Helio G99 ・メモリ:8GB(LPDDR4X) ・ストレージ:256GB(UFS 2.2) ・動作:モード指定無し | |
【Redmi Note 13 Pro 5G】 ・OS:Android 14(Xiaomi HyperOS:1.0.2.0.UNRJPKD) ・SoC:Snapdragon 7s Gen 2 ・メモリ:8GB(LPDDR4X) ・ストレージ:256GB(UFS 2.2) ・動作:パフォーマンスモード(HyperOS) | |
【Redmi 12 5G】 ・OS:Android 14(MIUI 14:14.0.5.0 TMWJPKD) ・SoC:Snapdragon 4 Gen 2 ・メモリ:4GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(UFS 2.2) ・動作:モード指定無し | |
【POCO F3(≒Redmi K40)】 ・OS:Android 13(Pixel Experience:TQ3A.230705.001.B4) ・SoC:Snapdragon 870 ・メモリ:6GB(LPDDR5) ・ストレージ:128GB(UFS 3.1) ・動作:モード指定無し | |
【Redmi Note 9S】 ・OS:Android 13(PixelExperience Plus:13.0-20231123-2215) ・SoC:Snapdragon 720G ・メモリ:4GB(LPDDR4X) ・ストレージ:64GB(UFS 2.1) ・動作:モード指定無し | |
【OPPO Reno7 A】 ・OS:Android 12(ColorOS 12:A201OP_11_C.27) ・SoC:Snapdragon 695 ・メモリ:6GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(UFS 2.2) ・動作:高パフォーマンスモード (ColorOS) | |
【moto g24】 ・OS:Android 14(UTA34.82-51) ・SoC:Helio G85 ・メモリ:8GB(LPDDR4X) ・ストレージ:128GB(eMMC 5.1) ・動作:モード指定無し | |
備考 | ・リフレッシュレート:120Hz(60/90Hz) ・ディスプレイ輝度:各端末での50%固定 ・通信環境:Wi-Fi 5(5GHz接続)&機内モード |
消費電力や温度、動作周波数などの詳細な測定には、Scene 7(TOOLBOX-SCENE)のadb/rootモードを利用。
加えてベンチマーク時だけ性能を発揮しやすくし、スコアを良く見せてゲーム等では性能を意図的に落とす、所謂”ベンチマークブースト”対策にApkRenamerでアプリパッケージ名をリネームしたものを共通で採用しています。
Geekbench
Geekbench 6(パッケージリネーム版) | |
計測結果 | |
iPlay 50 mini Pro NFE (Helio G99) | |
シングルコアスコア:714 マルチコアスコア:1870 最大消費電力:5.08W |
CPU性能を計測するGeekbench 6の結果です。iPlay 50 mini Pro NFEを含めた各端末(SoC)のシングル・マルチコア性能を、リネーム版で比較したグラフは以下の通り。
Helio G99のCPU性能は、Snapdragon 720G以上695/4 Gen 2未満のまぁまぁなマルチ性能、シングル性能はCortex-A76(2.2GHz)なので、A76(2.3GHz)の720Gに少し劣ります。A78を採用した695や4 Gen 2には差を付けられており、速くも遅くも無い普通の性能です。
いつも通り最大スコア÷5/×4/+各SoC最小周波数の5点を目安に、ベンチマーク中のマルチスコア・消費電力を測定し、簡単な電力効率の曲線を作成して各SoCのワットパフォーマンスを確認します。iPlay 50 mini Pro(NFE)はroot化したものの、遅いので3点で妥協しました。
Helio G99のCPU電力効率(ワッパ)はSnapdragon 720Gよりやや悪い程度で、ミドル以下だと695ほどワッパは良く無いです。
目に見える地雷なRedmi 12C等が採用した、Helio G85(N12)比では良く見えるものの…何と言うか、TSMC N6の割に微妙という感想しか出てこないです。当然ながら消費電力が同じなら、Snapdragon 870(N7P)の方が性能上 or 同性能なら消費電力は少なくて済みます。
3DMark
3DMark Wild Life Extreme(パッケージリネーム版) | |
計測結果 | |
iPlay 50 mini Pro NFE (Helio G99) | |
Overall score:340 最大消費電力:4.36W |
GPU性能を計測する3DMark Wild Life Extremeで、iPlay 50 mini Pro NFE(Helio G99)はスコア340でした。
リネーム版で比較したグラフは以下の通り。大体Snapdragon 695に近いGPU性能で、化石なHelio G85比で約2倍近い差です。
GPUでの電力効率の傾向もCPUに近く、性能はSnapdragon 695並ながら消費した電力は695より多めで、2W前後同士だと695に約2.7倍、870に約4.6倍も性能に開きがあります。
ピーク時の4W前後同士だとSnapdragon 870とは約3.3倍、7s Gen 2にすら約2.4倍差で、性能自体低めでゲーム向きでは無いですが、仮にゲームを動かした際には695くらいの性能で、695より多くエネルギー(飯)を寄越せと言ってくるので…CPU同様に微妙な印象です。
CPDT Benchmark
CPDT Benchmarkでストレージ・メモリ性能をテスト。テストのファイルサイズは1GB、BufferingやCacheはOFFの標準設定です。
CPDT Benchmark | |
計測結果 | |
iPlay 50 mini Pro NFE (LPDDR4X/UFS 2.2) | |
Sequential write:354.48MB/s Sequential read:487.05MB/s Random write:33.45MB/s Random read:10.48MB/s Memory copy:4.42GB/s |
iPlay 50 mini Pro NFE(UFS 2.2)のストレージ性能はランダムライト以外、大したことは無くUFS 2.x系列ながら前線した、Redmi 12 5GやNote 13 Proには見劣りします。まぁ…UFS 2.x系は本来このくらいの性能なので悪くは無いです。
メモリコピー速度は下から2番目です。メモリ部分の遅さが少しGPU性能の足を引っ張っているかもしれません。
RealSR-NCNN-Android
簡単なAI性能テストとして、機械学習(AI)を用いた画像のアップスケーリングをテストします。
Real-ESRGANベースの”RealSR-NCNN-Android-GUI”で、1080×1920(FHD)の画像1枚をモデル”real-esrganv3-anime”でGPUを使って処理させ、アップスケーリング後にResultで確認可能な合計処理時間(秒)で比較。
RealSR-NCNN-Android:アップスケーリングテスト | |
計測結果 | |
iPlay 50 mini Pro NFE (Helio G99) | |
real-esrganv3-anime-x2(GPU):53.481 real-esrganv3-anime-x4(GPU):79.068 |
RealSR-NCNNでのアップスケーリング性能は、FHD→4KだとSnapdragon 7s Gen 2や720Gより(何故か)高速で、FHD→8Kだと720G等に少し劣ります。
ミドル以下だとそれなりのGPU性能なおかげでHelio G85より圧倒的に速く、G85よりGPU性能の低いSnapdragon 4 Gen 2は相手になりません。
ゲーム性能
原神(Genshin Impact)
Snapdragon 855+メモリ6GBクラスに推奨スペックが引き上げられた「原神(Genshin Impact)」での性能をテスト。現在の水準だと原神はやや重め程度のタイトルです。
原神のテストは、スメールシティを夜蘭の元素スキルでランニングし続ける”スメールシティ/夜蘭C1ランニング”を採用。夜蘭(C1)で約4分間のルートをミドル向けのlite版では、中画質+60fps設定で15分間走行して計測します。
原神:スメールシティ/夜蘭C1ランニングテスト/15分間 | |
テストタイトルの動作目安、性能の影響について | |
影響:CPUボトルネック 推奨の目安:Snapdragon 7+ Gen 2以上 | 平均フレームレート:50fps以上 最低フレームレート(1%):35fps以上 |
計測結果 | |
iPlay 50 mini Pro NFE (Helio G99) | 平均フレームレート:23.9fps 最低フレームレート(1%):16fps |
平均消費電力:4.78W 最大バッテリー温度:35℃ |
スメールシティ(夜蘭C1ランニングテスト)でのフレームレートは平均23.9fps、最低(下位1%)で16fpsでした。
CPUボトルネックが原因で、Helio G99とSnapdragon 720Gは原神だとほぼ同じです。4 Gen 2はCPUこそHelio G99より良いものの、GPU性能が化石以下なのでG85よりマシ程度。Snapdragon 870以下はどんぐりの背比べですが…この中だと7s Gen 2がまだマシです…。
タブレットなのもあると思いますが、CPU電力効率でSnapdragon 720Gにやや劣っていた通りで、フレームレートは低いものの695より消費電力は多めです。まぁ…ぶっちゃけ、温度や消費電力を気にする必要はあまり無く、どのみちHelio G99に原神は荷が重いです。
崩壊:スターレイル(Honkai:Star Rail)
Snapdragon 855・Dimensity 1000+メモリ6GBクラスが推奨スペックながら、同水準な原神よりも圧倒的に重たい「崩壊:スターレイル(Honkai:Star Rail)」での性能をテスト。
スターレイルはミドル向けテストのlite版では仙舟「羅浮」に出戻り、星槎海中枢をグラフィック(中)+60fps設定で、一定のルートを時計回りに15分間歩き回りフレームレートを測定。870以下はピノコニーでテストする意味無いです。
崩壊:スターレイル:仙舟「羅浮」(星槎海中枢ランニングテスト/15分間) | |
テストタイトルの動作目安、性能の影響について | |
影響:GPUボトルネック 推奨の目安:Snapdragon 8+ Gen 1以上 | 平均フレームレート:40fps以上 最低フレームレート(1%):30fps以上 |
計測結果 | |
iPlay 50 mini Pro NFE (Helio G99) | 平均フレームレート:31.2 fps 最低フレームレート(1%):25fps |
平均消費電力:5.2W 最大バッテリー温度:37℃ |
仙舟「羅浮」(星槎海中枢ランニングテスト)でのフレームレートは平均31.2fps、最低(下位1%)で25fpsでした。
原神だとCPUボトルネックの影響でGPU系のベンチマーク結果の実力通りには行かなかったものの、GPU性能が影響するスターレイルだと見事にSnapdragon 720Gや(特に)4 Gen 2に差を付け、695とほぼ同等の性能を発揮しました。
ミドルハイ~ハイエンド帯でも差はあるものの、ローエンド~ミドル帯だと特にCPUボトルネックでの原神・GPUボトルネックでのスターレイルにおける差が顕著です。とはいえ…良さそうに見える言葉を述べたところで、Snapdragon 870以下のSoCは出直せというのは変わらないですが。
GPU電力効率曲線通り、Snapdragon 695並の性能とはいえ、より多くエネルギー(飯)を寄越せと言ってくるので平均消費電力は多め、タブレットで金属筐体にしては発熱もそれなりにある方です。(G99のGPU周波数は1GHz超えなので、99%使ったら当然と言えば当然)
あとがき
自分用では無く代理購入かつ散々レビューされたHelio G99搭載機なので、簡単な内容で済ませたものの、実のところHelio G99の電力効率面は気になってたし、原神のゲーム性能(or そもそも触れない)くらいしか情報が無かったので、拡充ついでにスタレ含めて測定せねば無作法というものくらいの適当なアレで軽く測定しましたが…完走した感想はあんま無いものの、Snapdragon 695並の性能が2万円台なら悪くはないと思います。
695並って考えると、過去の700番台だとSnapdragon 765G相当くらいなので、ISP性能とか5G対応諸々を削った695/765Gに近い奴なら、今回みたいに低予算かつ性能をほぼ求めてないライトユーザーには十分で、散々取り上げられた通りに人気なのも当然かなぁ…という。
SoCやらディスプレイがそれなりな替わりに、iPlay 50 mini Pro NFEは値段相応な部分も多いので、別でアクセサリーを用意すると強みが薄れる&今からだと既に後継機が登場しているのが弱点ですが…。
地味にALLDOCUBEは、ブートローダーアンロック可能かつファームウェアを公開しているメーカーなので、どちらかと言えばライトユーザーよりゴニョゴニョしたい玄人に推しておきます。(余談で当の母上様ですら、Kirin 710より速いとHelio G99の本機を気に入った模様)
コメント
消費電力はあれですがSnapdragon695並みで2万円、と考えるとやはりG99コスパ良く思えてしまいますね。
しかし改めてグラフで見ると4 gen 2のGPUは酷い…
以前のレビューだと、まぁ老人向けならこんなもんかなと思いましたけど、G85以下と考えるとやっぱり酷い…
タブレット+LCDなので、スマホでG99な端末より0.5~1W前後多く消費してるかもしれないですね。
敬愛している极客湾サン(socpk.com)の電力効率曲線だと、695とほぼ同じ曲線に近いので。
4Gen2は、SD820に負ける程度のGPUなので酷いというか、Gen2名乗んなっていうか…。