元々はAndroidのギャラリーアプリとして人気だった「QuickPic」ですが…中国の「Cheetah Mobile」に買収されて、悪い噂が出るようになってからは「Cheetah Mobile」に買収される前の「Ver 4.5.2」 をapkからインストールして使っていました。
調べてみると、どうやら「QuickPic Ver,4.5.2」をベースにして無駄な機能や通信を削除した「Gallery QuickPic」があるようなので乗り換えてみます。
「Gallery QuickPic」について
「Gallery QuickPic」は「QuickPic Ver,4.5.2」をベースに無駄な機能や通信を削除して使いやすくした、改良型の「QuickPic」です。ベースの「QuickPic Ver,4.5.2」から、無駄を削ぎ落としてギャラリーや関連機能のみに絞られています。
- アプリ名を「Quick Pic」から「ギャラリー」へ変更
- 様々なテーマの追加(半透明やダークなど)
- アイコンの変更、及びアダプティブアイコンへの対応
- その他最適化多数(不具合や問題の修正)
- バックグラウンドプロセスの削除
- 「CM Cloud」及び、その関連機能の削除
- 不必要な権限の削除…など
ダウンロードリンク
※要32bit対応CPU(Snapdragon 8 Gen 3等は未対応なので注意)
使ってみる
「QuickPic」がベースになっていることが関係しているのか、アイコンパックを変えている環境ではアプリアイコンは「QuickPic」のモノになっていました。アプリ名もしっかりギャラリーに置き換わってます。
初回だとファイルの管理権とアクセス許可を求められます。
初期状態ではテーマが半透明になっていました。
初期状態でも使いやすいのですが、少しだけ設定を変更しました。半透明だと少し違和感があるのでテーマをブラックに変更。
端末の自動回転無効の場合でもセンサー方向によって向きを変更し、画面輝度の状態に依存せず「Gallery QuickPic」で画像を表示したときに、自動で最大輝度になるように設定。
また、画像表示時にシングルタップでバーの表示、ダブルタップで拡大できるように設定しました。
使用感
「QuickPic」の時点でとても使いやすかったのですが、余計な部分を省いたのもあり「Gallery QuickPic」は控えめに言って最高です。グリッド・リスト表示から好みに合わせてレイアウトできます。
グリッド表示は、縦5~6(機種依存)×横3で比較的大きく表示され、見やすいです。私的にはグリッド表示の使い勝手が良いので、こちらを愛用してます。
地味ですが「QuickPic Ver 4.5.2」では全画面表示に対応しておらず、端末側の設定から強制的に全画面表示にしていましたが「Gallery QuickPic」は、拡大した場合でもノッチ部分以外の全画面に拡大表示できます。
また、フォルダの表示方法も、ギャラリーアプリの多くは限定的にしか変更出来ませんが「Gallery QuickPic」であれば並べ替えや表示モードの変更、フォルダごとに表示・非表示、隠しフォルダへの切り替え、フォルダカバーの変更ができます。
フォルダ別にカバーを変更して別物にすることもできます。ネタに特化したり、叡智なフォルダのカモフラージュにも使えたり。
動画プレイヤーとしても使える
「Gallery QuickPic」は、写真や画像だけでなく動画ファイルの再生も可能なので、動画プレイヤーとしても使えます。
スワイプジェスチャーによる音量の上げ/下げ操作も可能。10秒の先送り/戻しと再生/停止くらいしか機能はありませんが、普通に不便なく使えます。
Wi-Fi ファイル送受信も便利
「Gallery QuickPic」をインストールしたAndroid同士で、Wi-Fiを介してファイルの送受信もできます。
送信したい端末と同じネットワークで接続し、ファイルを追加して送信先を選択するだけで簡単に送受信可能で、パスワードなども不要。送受信どちらからでも進行状況の確認もできて便利です。
コメント
Quickpic、私も旧バージョンをずっと使ってました。
やっと新しくできるのか?と思い、ダウンロードリンクを辿っていくといずれもUPDATEモジュールでした。
ダウンロードリンク3つの内、2つがリンク切れになっていました…すみません。
「https://github.com/WSTxda/QP-Gallery-Releases/releases」の方は問題なかったので、このリンクのみに修正しました。
QP.Gallery.8.7.2.apkからダウンロードできます。
めっさ使いやすくて最高なんだけど、多分自分みたいな人は特殊だとわかってるけど、何GBもの、何万枚もの大量の画像(ネットから拾った、スクショ等合わせて)を入れて、フォルダ分けも大量にして、とかしていると流石に多少のバグはあるね
具体的には負荷による影響なのか、一部フォルダが読み込み不良を起こして非表示になってしまうこと
Quickpicがそうだったように割と頻繁にフォルダの読み込みをしているようなので、非表示になってもアプリの再起動をする、あるいはそのまましばらく放置するかをしていれば再表示はされてくれるんだけど
ぶっちゃけ他のアプリでは読み込みの遅さなど様々な点でこれに劣るから他のアプリへ移行するなんてあり得ないけどね
コメントと情報ありがとうございます。
私の環境(Pixel 6:UFS 3.1 128GB)では、20フォルダー3300枚弱の21GB程度のデータでは不良などは起きてないです。
ただ、匿名さんの言うように環境や読み込むファイルにも左右される可能性は否めないですね…。
総合的にGallery QuickPicより優秀なアプリは未だに無いですから、私も移行する気は今の所ないです。
1フォルダー5000越えるとちょーっとおかしくなりますね。
多くても2〜3000に留めて置くといいみたいです。
自分も、機種変を機にこちらへ移行しました
でも、なぜかSDカードが読み込まれない……? 権限は大丈夫なはずなのに(泣)
うーん、昔のスマホではちゃんと読み込まれたんですけどね~
Androidのバージョンの問題でしょうかね
Androidバージョンはあまり関係ないはずです。
9~12までAOSPやカスタムROM、独自UIなど色々触りましたがOSが原因でGallery QuickPicに不具合が起きた経験はないです。
邪推ですが…もしかして前に使用していたスマホから、そのままSDカードを移動させただけではないですか?
一度、SDのデータをPCや内部ストレージに移動(バックアップ)して、新しいスマホの方でSDカードをフォーマットした方が良いかと。
webpは対応しているのでしょうか?
QP.Gallery.8.9以降であればサポートしているみたいです。
便利だけど、使用してると画面消灯が無効化されるのが残念です。
Android15に対応していないのか「インストールできません」になってしまう
対応を求めます
愛用していましたが、SnapDragon8 Gen3搭載機のXperia1 VIに機種変更してしまったのが致命的な失敗でした。
インストール出来なくなって、メディア管理が非常にやりにくくなってしまいました。
64bit対応化に一縷の望みを託したいと思います。